路線上のカメラマン

2008年4月

2008.4.18「小さなカメラで小さな旅 〜オリンパスE420編〜」

販売員「N村」こんにちはーN村です。
オリンパスから待望の新製品、E420が発売となりました。
小型、軽量のデジタル一眼レフカメラとして大ヒットのE410の後継として、進化したライブビュー、操作性の向上やフェイスバックコントロールなど、最新機能も満載。
そして、E420にベストマッチなパンケーキレンズ、ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8も同時に発売となりました。「パンケーキ」と言われるだけあり、薄く、携帯性に優れ、スタイリッシュな外観。もちろん外観だけでなく、単焦点レンズならではの描写が楽しめる、そして50mm相当の標準レンズとして使える、優等生レンズです。
今回はE420にパンケーキレンズ1本の「小さなカメラ」で「小さな旅」に出てみようと思います。

さて、始発電車に乗って向かった先は千葉県の銚子。普通電車を乗り継ぎ、銚子駅からは銚子電鉄に乗り換えです。車掌さんから1日乗車券を購入し、のんびりと電車に揺られることしばらく、まずは犬吠駅で下車しましょう。売店で、名物の「濡れせん」を購入。駅前をスナップしつつ、まずは電車の走行写真を撮影。沿線の桜は終わってしまいましたが、いたるところに菜の花など、まだまだ春を満喫できます。


「駅前の古い電車」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

犬吠駅前にはかつて銚子電鉄で走った古い電車が、レストランとして第2の人生を送っています。


「菜の花電車」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F5.6 ライブビューモードで撮影

線路際に咲いていた菜の花を入れて。線路にピントを合わせて、菜の花はぼかしてみました。ローアングルでの撮影でしたが、こんな時は「ライブビュー」が大活躍するのでした!


「旧型電車ではるうらら」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

お次は旧型のデハ801がやってきました。(N村好みの電車なのですが、このあと車庫に入ってしましました・・・。)連写モードで撮影しましたが、E420はバッチリとらえてくれました。


さて、次は終点の外川まで行ってみようと思いますが、せっかくお天気もよかったので、海沿いを歩いて行ってみようと思います。銚子電鉄の線路を越え、坂を下りると、眼下には太平洋が広がります。犬吠埼灯台などを撮りつつ、海沿いの道を歩いていきます。
少し汗ばむくらいの初夏のような陽気でしたが、さざ波の音と潮風が心地よいです。
途中の堤防に腰かけて、海を眺めながら食べる名物の「濡れせん」もまた格別。←また食べてる!
倉庫や停泊する、漁船が見えてきて、外川の漁港へ到着しました。港付近をスナップしていると、今日水揚げされた、魚が並び、食堂の軒先では、干物を作っている姿などが。

ちょっと早いけどお昼にしちゃおうかな〜
ということで、新鮮な海の幸を堪能してしまいました。←また!!


「犬吠埼灯台」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

外川まで海沿いの道、犬吠埼灯台を見ながら進みます。


「誰かが歩いた砂浜」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

途中、きれいな砂浜が続きます。誰かが歩いた足跡と、波打ち際を切り取ります。
25mmレンズはフォーサーズ規格では50mmの標準レンズになります。標準レンズは構図次第で広角にも望遠にも見せる事が出来きるので、勉強になります。自分の足と頭で構図を考える。ズームレンズにはない魅力ですね。


「倉庫の扉」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

港近くの倉庫にて。


「港と漁船」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8 -0.7補正

港には漁船や釣り船が一杯。


さて、お腹もいっぱいになったところで、そろそろ駅に向かいましょう。スナップしつつ、駅への坂道を登ります。この道は昔ながらの商店など、結構絵になる被写体が多いのです。
外川の駅に着くと、今度は旧型のデハ701がやってきました。これに乗って移動するとしましょう。


「商店の軒先」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

商店の軒先にイカしたカブが止まっていたので1枚パシャリ。E420は気ままなお散歩カメラとしてもおススメです。


「旧型電車デハ701」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

外川駅にて。外川の駅も、レトロで、良い感じの駅です。


暖かな日差しの下、旧型電車に揺られるN村。旧型電車特有の釣りかけモーターの音がマニア心をくすぐります。お次は君が浜駅で下車。前回来た時は犬吠埼灯台をバックに撮れる定番ポイントにて撮影したのですが、今回は菜の花がきれいだったのと、銚子特産のキャベツが収穫間近ということで、キャベツ畑を行く電車を撮れるポイントへ。


「菜の花電車2」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F5.6

菜の花の奥はキャベツ畑。


「キャベツ電車」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

キャベツ畑を1両編成の電車がのんびり行きます。この電車は元地下鉄銀座線の電車を改造した電車です。


「結構寄れます」

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
絞り優先 F8

この25mmレンズは結構寄れます。絞りを開けてバックをぼかし気味に。花やテーブルフォト等にも使える、お勧めレンズです。


夕方からは天気も曇ってきてしまいました。そろそろ帰途に着くとしましょう。
のんびり撮影をして満足のN村でした。


今回の機材
今回の機材

カメラ:オリンパス E420
レンズ:ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
小型軽量なE420とパンケーキレンズはベストマッチな組み合わせ。
(N村も一目ぼれしてしまいました・・・。)
良いカメラは、それを持って旅に出たくなります。E420はそんなカメラです。
小さく軽くて実力派。E420ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8で、小さな旅に出かけてみてはいかがでしょうか?きっとその旅を楽しいものにしてくれるでしょう。

2008.4.5「春の中央線にSLが走る! 〜FINEPIX S100fsで激写編」

販売員「N村」すっかり暖かくなって、都内では桜ももう見頃を過ぎてしまいましたね。N村はバタバタしていて、あまり桜をとることが出来ませんでした。ぐっすん・・・

えー、気を取り直して。この春は、デジタル一眼レフカメラをはじめ、コンパクトデジタルカメラも気になる新商品がかなり発売されました。そのうちの1機種、FINEPIX S100fsを使わせていただく機会がありましたので、早速撮ってきました。

今回向かった先は、春の中央本線。現在山梨の観光キャンペーン中で、その一環として、塩山〜甲府間に運転された、D51の牽引のSL列車が被写体です。

FINEPIX周年記念モデルのFINEPIX S100fs。リバーサルフィルムのプロビア、ベルビア、アスティアのテイストを再現するフィルムシミュレーションモードや、広いダイナミックレンジを色々試しながら撮っていこうと思います。

特急かいじに乗り、塩山駅で下車。駅や周辺にはSL列車を一目見ようと、たくさんの人が。 なかなか、ポジションが定まらないうちに、遠くでD51の汽笛が聞こえ、ふと線路を見ると、D51が黒煙を上げながら、やってきてしまいました。この日は2往復運転があるので、まずは、「見る鉄」することに。

沿線の人々の歓声の中、軽快なドラフト音を響かせSL通過。折り返しの列車に備え、N村も場所を移動します。少し歩いたところのカーブしたポイントでカメラを構えることに。ますは、フィルムシミュレーションモードを「ベルビア」に設定し、列車を待つことしばらく。。。
やってきました!

復路は電気機関車EF64を先頭に、EL桃源郷号として運転されます。先頭を撮影し、すぐに反対方向にカメラを構え!後方のD51を狙います。

s100fsは400mm相当の超望遠レンズになるので、こういった鉄道写真でも活躍してくれます。


EL桃源郷号

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs
ベルビアモード

甲府行きは電気機関車EF64が先頭に。いまや電気機関車も貴重な存在になりつつあります。フィルムシミュレーションは「ベルビア」で。EF64と12系客車のブルーを鮮やかに再現してくれました


SL桃源郷号

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs
ベルビアモード

振り向きざまにD51を。今回の列車は、D51と電気機関車が客車をサンドイッチして、運転されています。赤いナンバープレートがカッコイイ!


次のSLまで少し時間があるので、1駅もどって勝沼ぶどう郷駅へ。ここは桜の名所で、駅周辺にはたくさんの桜の木があります。桜と特急あずさ号を手軽に撮れるポイントとして、人気のスポットです。

前日は風が強かったので、少し散り気味。見頃は過ぎてしまったようですね。しかしせっかく来たので、フィルムシミュレーションモードを試してみることに。


プロビアモード

桜と、山々、勝沼の町並みを駅のホームから。プロビアは鮮やかめ、オールマイティーに使えるモードですね。


ベルビアモード

ベルビアはさらに鮮やか。風景や鉄道写真では定番のフィルムです。s100fsでもやはり鮮やか。桜の花や、青空がメリハリのある発色です。


アスティアモード

ややあっさりめ。人物やしっとりとした表現に。


上記3点 カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs
フィルムシミュレーションブラケッティングで撮影。


さて、再び塩山にもどり、今度はD51が先頭のSL桃源郷号を撮影します。先ほどは、普通に列車を写しましたので、今度はイメージ的なカットを狙うこととします。(もう、普通に写すのでは満足できない私・・・。)

線路に対し、歩道が少し低くなっているポイントから、列車を見上げるように、さらに逆光でD51をシルエット気味で捉えると言うことに。そこでS100fsのダイナミックレンジ拡大機能が活躍するわけです。
ダイナミックレンジが広いということは、白とびしにくいということ。また一つ、デジカメの弱点が克服されました。まずは列車が来る前に試し撮り。


ダイナミックレンジ100%

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs

一番ノーマルな状態。わざと意地悪に太陽を画面に入れています。


ダイナミックレンジ400%

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs

そこでダイナミックレンジ拡大。上のカットより、飛んでいる部分が少ないことがお分かりいただけますね。


なるほど。確かにダイナミックレンジが広い。400%に設定し、カメラを構えます。

キター!

汽笛も高らかに、D51がやってきました。予めピントを合わせておいた位置でシャッターを切ります!


逆光にてD51の勇姿!

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs
ダイナミックレンジ 400%

広角28mm、太陽を入れてシルエットでD51を捉える。SLはシルエットも絵になります。


そろそろ帰途につくとしましょう。最後は甲府盆地に沈む太陽に照らされる、黄昏の塩山駅。115系普通電車が発車していきます。


黄昏の駅

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs
ベルビアモード

夕方の時間は、その光で見るもの全てをドラマチックに演出してくれます。光るレール、電車のテールライト。全てがドラマチック。


今回の機材

カメラ:フジフイルム FINEPIX S100fs
フィルムシミュレーション、広いダイナミックレンジ、レンズは広角28mm〜超望遠400mm相当までをカバー。鉄道撮影でも威力を発揮してくれました。

カメラバック:ドンケF3X
N村の愛用カメラバック。Gパンのように、使えば使うほど、いい感じになってきます。


おまけ:201系と桜

カメラ:リコー GR DIGITAL II

中央線繋がりで先日撮影したカットを。中央線といえばオレンジ色の電車というイメージの方がほとんどだと思います。このオレンジの201系も残すところあとわずか。ほとんどが新型のE233系に置き換わってしまいました。先日有名な東中野の撮影地にて。桜との組み合わせも、これが最後になってしまいますね。この時の桜は7、8部咲きといったところでしょうか。桜前線と共に北上したいN村です。



2008/4/5